実録!決算申告をちょろまかしてみた。
3月を迎え、春の息吹を感じるようになってきました。
そんな中、決算時期を迎え頭を抱える事業者さんも多いのではないでしょうか?
法人利益を貪る法人税ですが、今回はそんな税金をどれだけちょろまかせられるか、実際に試してみました。
会計操作からでっちあげまで、どうせなら徹底的にやってみます!
1. 売上と経費を操作してみる
まずは会計操作の基本中の基本、売上と経費を操作してみます。
今期の売上を次期に繰り越し、架空経費も計上しておきます。
大胆かつスマートにやるのがコツです。
2. 固定資産ってなに?
今期は節税も兼ねて営業車を買いました。
この車で仕事をすっぽかして海にでも行こうと思ってます。
固定資産?減価償却?なにそれ?
購入金額はもちろん一括経費計上します。
3. 新入社員だるまさん
「従業員は雇用するものではなく、でっちあげるものだ」
ぶつぶつつぶやきながら、新入社員だるまさんの賃金を粛々と計上します。
4. 役員報酬をあげてみる
それでもまだそこそこ利益が出そうだったので、期中で役員報酬が上がったことにしました。
経費として計上して利益の操作を図ります。
5. 納付書はもれなく0円
不正操作 創意工夫によって無事に利益をなくすことができました。
税金の納付書には堂々と「0円」と記載します。
法人住民税の均等割がどうとか税理士の先生が言っていた気がしますが、細かいことは気にしないようにしましょう。
・・・さて、これで決算申告書類はばっちりです。
完璧な会計処理なので税務署は気付かないと思いますが、「挑戦状」として税務署に叩きつけます。
後日・・・
税務署「株式会社〇〇さんでしょうか?」
会計担当「はい、そうですけど」
税務署「あの、こないだ提出していただいた法人税の申告書なんですが…」
会計担当「はい、それがなにか?」
税務署「税額が間違っているので、内容を確認の上、再度提出してください」
会計担当「え?」
税務署「あと明らかに不正な会計処理が行われてるようですので、後日改めて税務調査に入らせていただきますね」
会計担当「…」
会計担当「ええーーーーー!?」
やはり不正は見抜かれるようです…
また、故意ではなかったとしても、やってはいけない会計処理になってしまっているかもしれません。
そんな事態にならないためにも、しっかりと決算申告に向けて準備したいですね。
下記リンクの記事をチェックして、ポイントを押さえた上で申告に臨みましょう!
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最後に
※この物語はフィクションです。当記事の運営会社では不正な会計処理は一切行っておりません。
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