「双十一」独身を祝う日から触発された1兆6000億円の売り上げをもたらす販促デー


アリババ画像(出典:http://globalization.jp/wp3/blog4996)

 

目次

1) 「光棍节」独身貴族の為の祝日

2) 1兆6000億円!?アリババが商標登録した「双十一」の実態とは

3) 世界進出しているアリババ、日本進出上で考えうる難点とは

4) 最後に

 

(1)「光棍节」独身貴族の為の祝日


毎年11月11日、中国の街中では非公式のシングルデー「光棍节」を祝う人々で溢れかえる。

数字の1とシングルの1をかけたことから生まれたこの日には、大手ショッピングセンターがこぞって赤字出血大サービスを行う。かつて25歳までに結婚しないと「剩男」「剩女」(日本でいう独身貴族に価する)と呼ばれていた彼らのストレス発散法としてショッピングがあげられることから、この風習が習慣化されたと思われる。

晩婚化が進む世の中、独身貴族をいかに楽しませるかが成功の鍵になってきているのであろう。

 

(2)1兆6000億円!?アリババが商標登録した「双十一」の実態とは


従来の中国市場では、1年を通して11月の消費がもっとも低いとされていたが、ネット用語「光棍节」が独身貴族を祝う祝日化としたことから消費者市場を盛り上げるべく始まった「双十一购物节」。

アリババが2009年にネットショッピング事業を拡大させ、流通市場のさらなる発展を試みたことから始まり、今年で6年目を迎える。11月1日からアリババが運営している大手ネットショッピングサイト「天猫」やその他のショッピングサイトがこぞってフェスティバルの宣伝を始め、11月11日午前0時丁度に取引が始まる。

取引開始の瞬間を迎える前に前日からネット設備完了のパソコンやモバイル端末の前で消費者が待ち構えている。2015年度には18秒という短期間内に1億元の売り上げを計上、11日で合計912億元(約1兆6000億円)6.8億個の小包が流通市場に出回った。

 

(3)世界進出しているアリババ、日本進出上で考えうる難点とは


起業家御用達のForbes誌の表紙を飾ったり、ニューヨーク市場に上場するなど益々成長しているアリババだが、取引上や流通面での難点も存在する。

まず先に考えられるのが「詐欺・偽物取引」だ。低価格を歌い、商品基準を遥かに下回る(又は偽の)品物がオンライン上に掲載され騙されるユーザーが続出している。又、億単位の小包が市場に出回る為、宅配スタッフの極悪な労働環境も懸念される。

アリババ側は幾度となく注意書きを表示するなどの対策を取っているが、訴訟の数は後を絶たない。更に広告の煌びやかな画像と実物が合わないなど、顧客の満足度も考慮しなくてはならない。

 

(4)最後に


アリババのオンラインショッピングネットワークは日々拡大している。
Googleなどのインターネットサービスが中国当局に規制されている点を逆手に中国から発信するスタイルをとったアリババ。大手ネットショッピングサイト「天猫」では今年も例年同様11月11日に「双十一购物节」が開催される、気になる人は是非チェックしてみよう。

 

(出典)

http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/111203696/

http://jp.wsj.com/articles/SB10001424052702304368604579192273310178090

http://(http://globalization.jp/wp3/blog4996) http://news.xinhuanet.com/tech/2013-11/13/c_125692642.htm