Airbnb、日本での急成長と拡張する旅行体験価値とは?


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Airbnbとは?


Airbnbとは「民泊」(個人が宿泊施設、民宿を貸し出し、そこに宿泊すること)を目的としたウェブサービスであり、世界では192カ国33000都市で80万以上の宿を提供しております。設立は2008年でサンフランシスコに本社があります。

 

 急速な利用者拡大

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(出典:Airbnb summer travel report)

 

Airbnbは2010年当時、世界で47000人の利用者しかいませんでした。しかし2015年には1700万人の利用者に急増。これは353倍の成長です。

 

 なぜこれだけユーザー数を伸ばすことが出来たのか

Airbnbは今までの「民泊」のスタイルとは違い、知り合いではなく全く知らない他者から部屋を借りる事が出来るのが魅力です。これによりローカルな体験や現地の人との触れ合いが可能になっていきます。これを可能にしているのは借りる側、貸す側の双方向で評価をつけられる機能であります。またAirbnbは魅力的な物件が多数登録されているようです。

その他にも値段が比較的安い点、当日でも宿を探すことが出来る等がユーザーの心を掴んでいます。

 

 

 

日本に及ぼす経済効果と社会的課題


 日本での普及

日本では全体で約21,000件の物件(リスティング)が登録されています。主要都市を中心に東京(8000件)、大阪(5000件)、京都(2500件)、福岡(800件)のようになっています。Airbnbを利用する訪日外国人のゲスト数は100万人にのぼります。(出典:http://min-paku.biz/list/airbnb)

 

 日本への経済効果は2200億円とも

Airbnbのホスト(貸し手)とゲスト(宿泊者)の消費経済効果は総額2219.9億円、21,800人の雇用支援につながっているようです。訪日ゲスト1人滞在一回あたりの消費総額は169,600でこれは

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と上の画像から導き出されています。一人で消費してもらえる額を考えますとこれだけの経済効果を導き出しているのも納得できます。

(出典:http://blog.airbnb.com/airbnb-economic-impact-in-japan-ja/

 

 しかし法規制なども含めた課題も

日本ではお金をもらって人を宿泊させる場合、都道府県知事の許可が必要なようです。これを旅館業法といいます。実は日本の現在の民泊の状況では大半のホストがこの許可を受けずに営業しております。その為、摘発されて民泊を撤退するような事態も起こっているようです。またホストに物件をそもそも貸しているオーナーに民泊に物件を利用している事を伝えていない事や、それによって周辺住民から苦情が来たりするなど環境面での懸念も絶えません。

 

Airbnbがもたらす新しい旅行体験価値とは??


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Airbnbが新しくラウンチしたサービスとして、「City Hosts」というものがあります。これはゲストが宿泊先だけでなく、複数用意されている個別のエンターテイメントプログラムを選び実際に体験してもらうというものです。

このサービスを使用する場合、ゲストは宿泊先だけでなく、ツアーガイドを選択しなければ行けません。

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これによって現地のローカルな文化を自身で選択して選ぶことが出来ます。

例えばパリの町を現地のファッション業界で働く人と巡りながらショッピングを楽しむプランや、サンフランシスコのぶどう酒醸造所を巡るようなプランもあります。
 

この新しい民泊の体験価値が広く受け入れられれば、人はどこに行くかではなく、何を体験したいかによって滞在先や、旅行時期を選ぶようになります。いままでにない新しい体験価値が生まれていきます。

 

まとめ


以上、Airbnbをざっくり解説していきましたが、これからのAirbnbの世界的動向と日本の民泊規制の動きも追っていきたいですね。みなさんも新しい旅行価値体験をAirbnbを使って経験されてみては如何でしょうか。